かかりつけ医をつくろう

  

川口メディカルクリニツクが考える「かかりつけ医」とは

 地域連携

医療機関である川口メディカルクリニツクが患者さんの健康を守るためにできることは
予防・診断・治療の3つです

私たち「川口メディカルクリニツク」は開院するときから、患者さんの健康を守る「かかりつけ医」になるため、この3つの仕組みづくりを真剣に考えています。

予防のための仕組み
 病気を予防するために大切なことは「生活習慣」と「予防接種」です。病気を予防するための生活習慣づくりを、患者さんに気にかけていただけるように患者さんと家族を対象にした「健康教室」を定期的に開催しています。(過去の健康教室の内容はこちらに掲載しています)

 

予防接種もうひとつは予防接種です。現在の日本人の平均寿命は80歳ほどになり、世界的な長寿国民になりました。しかし戦前の日本人の平均寿命は50歳前後でした。平均寿命50歳前後と聞くと、戦前の日本人の多くが50歳前後でなくなっていたように思ってしまいますが、そうではありません。戦前でも長生きされる方は大勢いらっしゃいました。

現在の日本との一番違うのは赤ちゃんや子供、出産時の女性、若い層の結核患者の死亡率です。戦後、BCGワクチン接種により、結核の感染を低減することに成功し、さらに麻疹・風しん・インフルエンザワクチンや肝炎予防のワクチンまで開発されました。このことにより子供・若年層の死亡率を大幅に下げることができたのです。このようにワクチンは特定の感染症から身を守るためにとても有効な予防方法です。

川口メディカルクリニツクでは「かかりつけ医」の第一の役割として予防接種に取り組んでいます。

また近年では高齢者の死亡原因である肺炎に対して有効なワクチンである肺炎球菌ワクチン接種が国の助成金をうけて接種できるようになりました。近年よく耳にするようになった健康寿命をのばすためにも予防接種はとても有効な選択肢といえます。積極的に予防接種を受けることをお勧めします。

*予防接種ミニ知識*
世界中に蔓延し、日本では6世紀の飛鳥・天平時代に渡来人から感染し、江戸時代後期まで、何度も流行を繰り返したのが「天然痘」です。天然痘は極めて感染力が強い上に致死率が高く、治癒しても皮膚にその痕が残るため、恐れられました。1796年イギリス人のジェンナーが天然痘ウイルス病原体に対する予防接種ワクチン(種痘)を開発し、その後世界中で、予防接種が行われついに、1980年人類は悪魔の病気と言われた「天然痘」を撲滅することができました。この天然痘に対するワクチンが人類最初のワクチンです。この後パスツールによって数々のワクチンが開発されていきます。

 診断のための仕組み

かかりつけ医として大切な役割に診断があります。診断が正しくなければ、効果的な治療を適切な時に行えない可能性が生まれます。したがって診断は医師にとって大切や仕事であり、また困難な判断をする場面でもあります。

そのため川口メディカルクリニツクでは次の三つを実践しています。


問診一つは患者さんから必要な情報を聞き取ることです。幅広い知識を持つかかりつけ医は患者さんの話を聞き、診察すれば不調の原因の予想がつきます。これに基づき必要と思われる検査を行っていきます。川口メディカルクリニツクで診察を受けた方なら経験があると思いますが、診察室では医師だけでなく看護師や医療クラークが患者さんの主訴や病状経過をカルテに入力しています。これは「かかりつけ医」として患者さんの病状などを詳細に継続記録することで、より正確な診断ができるようにするためです。

 

検査を行う際に必要なことは、必要とされる検査に適した機器とノウハウを持った検査技師が揃っていることです。川口メディカルクリニツクではこれを実現するために思い切ったことを行いました。それは県内有数の検査設備と検査技師が在籍する「岡山画像診断センター」のとなりに医院を建築することです。

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MRI CT最先端の検査機器は1億円を超えるようなものもあります。そのような検査機器をすべて医院単独で揃えることは経済的でないばかりか、設備更新を行う時期も遅れがちになる可能性があります。「岡山画像診断センター」のとなりに医院を開設することで必要な検査機器と検査技師を確保し、その検査データと、患者さんの症状を考察し医師が診断する。この仕組みこそが川口メディカルクリニツクの理念を具現化したものです。

 

加工_超音波1一方、患者さんに検査のたびに、隣とは言え「岡山画像診断センター」に行ってもらうのは負担であり不便でもあります。そこで治療の際にたびだび使用するような血液分析器、検尿検査機、心電図・脈波検査機、エコー、デジタルX線、肺機能検査機などは院内に設備しています。 

 

 

 治療のための仕組み

映画監督黒沢明氏の映画「赤ひげ」などで描かれている昔のお医者さんは外科・内科・産科などなんでも診ています。現在の医学は昔とは比較にならないほど高度化し、なによりも治療効果が高まりました。多くの方が医師の治療を受けて命を守ることができるようになりました。それを実現できたのはそれぞれの病気について専門的に研究し、治療する仕組みができたためと言えます。

川口メディカルクリニックには大学病院や地域を代表する中核医院に勤務し、多くの臨床経験を持つ4人の医師が在籍し、専門医・認定医(医師紹介のページ参照)として、治療に取り組んでいます。

川口メディカルクリニックは「かかりつけ医」としての役割を果たすと共に、高度な専門性をもった専門医としての診断・治療も行える医療機関になっています。

かかりつけ医として大切にしていること

かかりつけ医は医師同士のネットワークでこの病気、この検査ならあの先生がいい。と、言った情報を持っています。自分の範疇(はんちゅう)を超える場合は速やかに適切な専門医や病院を患者さんに紹介することが、かかりつけ医としての役割であることを意識しています。

そのため当院の医師は年間を通じて様々な診療科目の知識を学ぶとともに医師同士のネットワーク構築を時間をかけて行っています。

患者さんの中には、軽症でも直接大きな病院を受診される方がいらっしゃいますが、ベッド数が200床以上の病院に医師の紹介状なしで初診診療を受けた場合、選定療養費が必要になります。更に患者さんの自己判断だと的確ではない診療科にかかったり、結果的に必要でない検査をして経済的な負担が増えたりします。「かかりつけ医」を有効にお使いください。

こんなときはご来院ください

かぜかな?
最近、疲れやすい
健康診断を受けたい
咳が止まらない
熱がある
食欲がなくなってきた
やせてきた
禁煙したい
糖尿病と言われた
血圧が高い
頭が痛い
髪が薄くなってきた
もの忘れが多くなった
肩こりが治らない
花粉症かな
胸が苦しい
胸やけがする
背中・腰に痛みがある
吐き気がする
おなかが痛い
便秘・下痢の繰り返し
肝機能障害と言われた
頻尿かもしれない
眠れない
インフルエンザ予防接種
更年期障害かもしれない 

診療案内

診療時間
09:00~12:30
15:00~18:00

※休診日/日曜日・祝日・木曜日と土曜日の午後は休診
※完全予約制 (急患は除く)
※△:木曜日・土曜日は12:00まで
※新患の方、1年以上受診のない方は

月~水・金曜日 午前の診療は11:30まで
午後の診療は17:00まで
木・土曜日11:00までに

受付をお願いいたします。
感染症状がある方は
発熱外来受付のお知らせをご確認ください。

[ 2024年診療日カレンダー ]

診療科目

内科 肝臓内科
消化器内科 内視鏡内科
放射線科  

検査内容

内視鏡検査

  • X線一般撮影(デジタル撮影)
  • エコー検査(腹部・心臓・頚部血管・甲状腺・末梢血管・腎動脈:腹部は院長も診察時に随時施行)
  • 心電図
  • ホルター心電図(24時間心電図)
  • 脈波測定(動脈硬化判定)
  • 骨塩定量(DEXA法)
  • 睡眠時無呼吸症候群簡易検査

川口メディカルクリニックの取り組み

  • 治験の扉
  • 研究業績集

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